宅建試験を準備している皆様、こんにちは!
これから宅建試験に挑む準備は整いましたか?
今回の記事では、
宅建試験で合格率を一段と上げることができる、
登録講習で5点免除を受ける方法についてお話し致します。
2020年10月に向け、宅建試験に挑戦する方に是非参考になって頂ければと思います。
宅建試験は総問題数50問ですが、
該当する方は5問を免除できることで試験問題が45問に減るというメリットがあります。
5点免除は正式に登録講習(宅地建物取引業法第16条第3項に基づく講習)と呼ばれ、
宅地建物取引士資格講座を行う各資格学園で申し込むことができます。
Contents
宅建士登録講習機関
LEC 登録講習
受講料 | 18,000円(税込) |
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スクーリング | 3月〜 |
特徴 | 日程豊富 全国に会場あり |
詳細リンク | https://www.lec-jp.com/takken/kouza/menjo/about.html |
受講料 | 受講料19,000円(税込) |
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特徴 | 日程が多い、駅近で通いやすい、 |
申し込み | 2月中旬〜 |
https://www.tac-school.co.jp/kouza_takken/takken_tourokukou.html
受講料 | 定価16,000円(税込) |
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申し込み | 3月から〜 |
詳細ページ | https://www.jutaku-s.com/touroku/ |
受講料 | 9300円〜 (会場によって異なる) |
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メリット | 受講料が安い。 |
詳細ページ | http://takken5.com/ |
登録講習の内容は宅建試験の内容とほとんど同じです。
どこを選ぶかは
自宅から通いやすい
受講料が安い
ようななどご自身が重要としている基準で決めて頂くと良いでしょう。
5点免除の条件
それでは、合格率が5〜6%は上がると言われる「5点免除」が受けられるにはどんな条件が必要でしょうか。
- 宅地建物取引業に従事している方(従業者証明書(業法第48条第1項)をお持ちの方)
- 受験日までの間に有効な「宅建業従業者証明書」を所持していること
第48条第1項
従業者証明書の携帯について
従業者であることを表示する方法は証明書による方法に統一することとする。この従業者証明書を携帯させるべき 者の範囲は、代表者(いわゆる社長)を含み、かつ、「法第31条の3第1項で定める従事者の範囲」の定め るところに、非常勤の役員、単に一時的に事務の補助をする者を加えるものとする。単に一時的に業務に従事す るものに携帯させる証明書の有効期間については、他の者と異なり、業務に従事する期間に限って発行することと する。また、従業者証明書を発行した者については、すべて従業者名簿に記載するとともに、従業者証明書を携 帯していない者が業務に従事することのないよう、すべての者が携帯することとする。
出典:国土交通省の「宅地建物取引業法の解釈・運用の考え方」 (平成 18 年国土交通省告示第 702 号)
宅地建物取引業の免許を取得している会社なら不動産、建築業など、
会社の主な事業は特に決まりはありません。
まだ就職先が決まっていない方は一度、宅建業を営む会社に就職してから
宅建試験に挑むのも一つの方法でしょう。
免除科目
免除になる科目は以下の通り。
決して難しい内容ではありませんが、
5問免除されることによって
他の自分が足りないと思う科目の勉強に時間を配分できるため
たった5問ですが、合格率はかなり上がります。
- 宅地(1問)
- 建物(1問)
- 景品表示法(1問)
- 統計(1問)
- 住宅金融支援機構法(1問)
実際に私は2017年、2018年で2回宅建試験を受けましたが、
2017年の試験では5点免除がなく1点の差で合格には至らなかった経験があります。
勉強する時間が十分にある方は構いませんが、
5問が免除されるってことは一般で受けるより有利になるのは間違いないと思います。
5点免除講習「登録講習」の流れ
5点免除を受けるためには宅地試験の申し込む前に登録講習に申し込み、修了試験に合格した後、登録講習修了証をもらわなければなりません。
受講の申し込みは講習を受ける機関によって少し異なりますが、
大体は毎年4月から申し込みの受付が開始されます。
受講を申し込むと数日後に自宅に教材が届きます。
2ヶ月ほどはDVDもしくはネット通信を利用してご自身で自習学習してもらいます。
登録講習の内容は宅建試験の範囲と変わらないので本試験の対策にも役立つでしょう。
それからスクーリングの日にちに指定の講習場所に向かいます。
スクーリングの2日間は1日6〜8時間は座りっぱなしになるので疲れるかもしれませんが、
本試験勉強の予習になるのと、講師によっては実務に関する話も出てくるので、
今後、宅地建物取引士として働くのであれば、業界のことをイメージするにも役に立つと思います。
最終的に修了試験に合格しなければなりませんが、
スクーリングの授業内容を丁寧に集中して聞いていたらけっして難しくはありません。
講義中には修了試験に出る内容のヒントをたくさん もらうことができるので
是非、見逃さないように集中して参りましょう。
登録講習の修了試験はスクーリングが終わった日にすぐに始まりますが、
修了試験前に1時間ほど勉強できる時間をくれるのでご心配ありません。
緊張せずに、講義中に繰り返し説明された部分をチェックしておけば十分です。
修了試験し合格すると、すぐに順番で3枚の修了証が配られます。
もし、宅建試験に合格できなかったとしても3年間は5問免除が有効となるので
大事に保管しておきましょう。
「2020年宅建試験」登録講習「5点免除」で楽々合格を目指そう! まとめ
これまで宅建試験勉強に励んで来られた方は
基礎知識をしっかり勉強したつもりでも過去問演習ではうっかり間違えてしまうなど、
資格勉強の経験がある方なら分かる悩みがあると思います。
記憶力と迫ってくる時間の戦いの中で、
どれほど勉強時間を確保できるかが合格までの重要な要素ではないでしょうか。
権利関係以外はどれほどの暗記できたかに勝敗がかかる宅建試験です。
暗記色の強い宅建業法・法令上の制限などにより多くの時間を配分できるメリットを考えて
出来るだけ5問免除制度を利用して楽々合格を目指したいところです。
宅建試験合格を目指す全国の皆さんに合格の女神が訪れることを心よりお祈りします。