宅建受験生の皆さん、こんにちは!
この度は数多くの記事の中で
宅建エンゼルを訪ねて頂き、ありがとうございます!
この記事では
・これから宅地建物取引士の資格に挑戦したいけど、どのように勉強を始めたらいいか分からない
・どれぐらい勉強すれば、確実に合格点を取れるか知りたい
・不動産業で働いているが、業務の忙しさにまだ宅地建物取引士の資格を取れていない
・一度宅地建物取引士試験を受けたが、合格まで至らなかった。来年こそリベンジしたい。
このような方々に実際に私が試してみたオリジナル勉強方をご紹介したいと思います!
10月に試験を受ける方もいれば、来年に備えて早い方は今から勉強に取り組んでいる方もいるでしょう。
宅地建物取引士の試験勉強が初めての方でも勉強に取り組む前に
試験問題の傾向をしっかりと理解して、戦略的に勉強に取り組めば、
初めての方でも合格を手にすることは難しくないと思います。
もちろん十分な学習時間を確保するための努力は必須となります。
前述が長くなりましたが、それでは本論へと参りましょう。
Contents
宅地建物取引士とは?試験の概要と将来性
宅地建物取引士とは宅地建物、つまり不動産取引の専門家として不動産取引の際、
重要事項説明や記名押印のような重要な役割をします。
近年、不動産業界の好調により宅地建物取引士の需要が高まっているため宅地建物取引士試験の受験者数は右肩上がりで伸び続けています。
不動産業を営むためには宅地建物取引士を事務所事に従業員5人に一人を設置することが義務付けられています。そのため事業が拡大すれば従業員の数も増え、その分、宅地建物取引士を設置しなければならなくなります。
合格率は15%前後で相対評価となるため毎年難易度によって合格点が異なります。
‘一度合格すれば、一緒有効‘なため法律が大きく変わる前に取得しておくと良いでしょう。
宅地建物取引士の資格を持っていれば、経験を積み、
望めば自ら独立して新たに宅建業を営むこともできます。
合格のために必要な勉強時間と学習の進め方
それでは宅地建物取引士に合格するためにはどれほどの勉強すれば良いでしょうか。
人によって学習能力の差もありますので一言で言い切ることは難しいですが、
合格できる基準として「集中しなくても過去問がスラスラ解けるレベル」
まで知識を定着させることができれば心配ないでしょう。
‘やっぱり過去問かー’とがっかりした方もいるかも知れませんが、
資格を勉強する上で最も有力な情報源は過去問にあるといっても過言ではありません。
実際にテキストで何回かインプットしても問題の傾向が分からないと問題を解く際に時間がかかってしまうため、
合格のために過去問を完璧に攻略しておくことは必須条件となります。
目安としては過去10年分の過去問集を10回以上繰り返し解いて見ること。
学習時間が3ヶ月だったら1日6時間以上。
6ヶ月前から勉強を始めるなら1日3時間以上の時間を宅建勉強に投資しましょう。
勉強時間に余裕がある方は20回ぐらい繰り返した方がより確実でしょう。
勉強の流れは基本的に以下となります。
- 基本テキストでインプット
- インプットした内容に該当するパートの一問一答を解く (知識を定着させる=アウトプット)
- 繰り返しインプット
- 過去問でアウトプット
- 模擬試験に挑戦
※ インプットは「民法→法令上の制限→宅建業法→その他」の順がオススメです。
民法は内容が膨大で暗記とともに事例に応用できる能力を必要とするため2〜3ヶ月かけてじっくりと慣れていきましょう。
問題に慣れてきたら毎年出題される
意思表示・代理行為・物権変動・相続・登記
のようにポイントに絞って学習しましょう。
確実に短時間での合格を目指すなら目標を平均合格点より少し高めに設定しておきましょう。
不動産に関する知識がゼロっていう方は
無料のネットスクール動画講座を見ながら少しずつ進めることをお勧めします。
最初からテキストの文字を追うより
耳で聞き、目でも確認していった方が 理解の速度も倍になります。
以下は私が宅地建物取引士を初めて勉強した時に助けてもらったネットスクールです。
基本講座は全て無料で何回も観ることができます。
テキストをじっくり読む時間がない方は通勤中、移動中にも聞き流しインプットができます。
是非活用してみましょう。
何度も繰り返し聞き、次に出る言葉をが予想できるまで聞きまくりましょう。
2020年版 宅建士基本テキスト「タキザワ講義付き。」全科目収録 (講義付き書籍シリーズ)
模擬試験は必要?
本試験前の模擬試験は本試験と同じ形式の問題集を本試験と同じ時間内に解ける練習としてとっても大事です。
出来れば試験前月の9月と試験日直前に2回以上受けて見ることをオススメします。
簿記試験を受けてみることによって
自分の実力を分かり知り、弱点を改善できます。
模試試験はLECやTECなどの公式サイトで予定にあった日にちと時間を選択して
申し込むことができます。
「宅建試験」2020年は一発合格!独学の必要な勉強時間と学習の進め方 まとめ
一発合格を目指すならまず、1ヶ月目は民法を深掘りしましょう。インプットするたびに一問一答・過去問演習でアウトプットし、知識を確実に定着させます。
宅建業法・法令上の制限・その他は暗記が中心となりますのでなるべく試験の2ー3ヶ月前から取り組む様にしましょう。
民法は内容が膨大な上に難しい問題も毎年2ー3問は出題するため、満点は中々厳しいです。
なので、割と簡単で問題数の割り分が多い宅建業法を完璧に攻めて満点を目指しましょう。
※目標点目安※
- 宅建業法 20問中 18〜20点
- 権利関係 14問中 8〜10点
- 法令上の制限 8問中 5〜6点
- 税・その他 8問中 5〜6点
- 合格ライン 50問中 35〜38点
最後に、真面目に勉強に取り組む上に一番大事なことがあります。
それは、「どうせ今年は無理だ」 とか「また落ちったらどうしよう 」など 、
ネガティブな考えを一切排除すること。
宅地建物取引士試験に合格している自分自身の姿を頭の中に、
できるだけ具体的に想像しながらもう既に試験に合格しているかのような気分で勉強を進もて行くことです。
変に聞こえるかもしれませんが、
普段私たちが使う言動は無意識的に私たちの行動に繋がるからです。
もっと簡単に言いますと、ネガティブな考えはネガティブな結果を呼び、ポジティブな言動はポジティブな結果を引き寄せるということです。
合格後の清々しい気持ちの自分を思い描きながら頑張ってください!
宅地建物取引士受験する方々に合格の女神が訪れることを心から祈ります!