今回は、2020年宅地建物取引士試験に向け、
勉強を始めたいけど、どの教材が良いか迷っている方のために
現在書店に出ている教材の中でオススメの基本テキスト・過去問集をまとめてみました。
私は2017年、2018年宅地建物取引士試験に受験しましたが、
2年間で20冊以上の問題集を使って勉強した経験があります。
基本テキストはもちろん様々な出版社の過去問集・予想問題をバランスよく使ってみた感想をご紹介いたします。
Contents
おすすめ教材と選び方
結論から申しますと、
自分が読みやすい、見やすいと思う出版社さんのテキストが良いと思います。
それぞれ内容の多い少ないの差はありますが、
試験に必ず出る内容に差し支えはないと思います。
テキストを選ぶ際には
一度手に取って読んでみて、解説の文脈や説明が自分にとって分かりやすいなと
感じるものを選べば良いでしょう。
宅建士試験ができた以来、多くの受験者に選ばれている代表的な教材をご紹介したいと思います。
これから勉強を始めるにあたってご参考になれば幸いです。
TAC出版の「みんなが欲しかった!宅建士の教科書」
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2020年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
フルカラーで図が多く視覚的にも見やすさ抜群です。
イラストなどデザインが普通に可愛いので女性の人に好まれると思います。
解説はやさしい話し言葉になっていて
初めてでも独学で十分に理解できるようになっています。
TAC出版の教材は数あるテキストの中でも非常に人気があり
多くの受験者に好評されています。
科目別セパレートができるようになっていて持ち運びが楽な点もおすすめです。
東京リーガルマインドLEC 出る順シリーズ
2020年版 出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係 【2020年法改正対応 / 過去問題集とリンク】 (出る順宅建士シリーズ)
LECはもともと宅建試験より何倍も難しいといわれる司法試験の予備校として有名です。
法律には精通しており、宅建士試験の山場とも言える権利関係に関してはベテラン感があります。
私も過去問集や直前予想問題集はLEC出版の出る順宅建士シリーズを愛用しました。
問題の解説が一番わかりやすく、科目別に細かい分析でしっかり試験対策ができると思います。
なお、毎年試験が終わった直後に公開される解答速報の精密度が一番高いとして信頼がありますので、試験が終わった後は是非参考にしてみてください。
住宅新報社 パーフェクト宅建シリーズ
2020年版 パーフェクト宅建の過去問12年間 (信頼と実績のパー宅)
住宅新報社は宅建試験機構のOBの方が多いと言われ、テキストの説明文が本試験のスタイルと非常に似ていると感じます。
ベースは民法の条文になっていますが、細かい用語の意味などがもっとも詳しく書いているため他の教材で説明が足りなかった部分を補充できます。
ただし、テキストの構造がほとんど長い説明文になっていて、宅建勉強がはじめて人は少々だるく感じるかもしれません。
住宅新報社の教材でおすすめは断言、一問一答です。
過去約12年分の試験の中で出題頻度が高いものを集めており、インプット直後のアウトプットにとっても役立ちます。
日建学院 らくらく宅建塾
2020年版 らくらく宅建塾 (らくらく宅建塾シリーズ)
宅建学院はもともと建築士資格の学校として有名で
しっかりとした勉強ノウハウを誇ります。
宅建試験に関しても長年のデータを基盤に実績を積み上げてきた人気予備校の一つです。
通信課程が人気ですが、受講料が他より少々お高めなデメリットがあります。
テキストの説明文は簡潔で無駄がない感じ。
シンプルな図表は頭に入りやすい上に、
豊富なゴロ合わせで効率的な学習が可能です。
ちなみに宅建学園の通信講座は2年連続で全国最年少合格者が出るぐらいのわかりやすさで大好評だそうです。
「宅建試験」基本テキスト・過去問集徹底比較 まとめ
テキストは自分が見やすい理解しやすいと思うものが良いと説明しました。
テキストで勉強するのは3割ぐらいにして、ある程度内容が把握できたらすぐに一問一答や過去問集に移りましょう。
過去問集は個人的にはTAC出版のスッキリ分かるを使いましたが、科目ごとセパレートができるので持ち歩きながら通勤は休憩時間に手軽に勉強できる利点があります。
試験日が迫ってきたら出来るだけ多くの問題にふれるために直前予想問題集で最近の問題傾向や改正点などの対策もしっかりチェックしまょう。
住宅新報社の直前予想問題
少々難しめですが、実力を試してみるにはよいでしょう。
LEC出版の直前予想問題集
とくに解説が分かりやすく、問題の分析がしっかりしています。
余裕のある方は是非ここまで準備するとよいでしょう。
最後に大事なポイントは一つの問題を解く際に、全ての選択肢を一問一答のO/X形式にみること。
正しいのは/間違ってるのはどれか。
っという問題に除去法で正解に至る場合もありますが、多くの問題の可否は全ての選択肢の知識をしっかり知っているかにかかっています。
解説を何回も何回繰り返し読み、試験直前まで諦めずに頑張りましょう。
それでは皆さんの合格を心より祈ります!
大事な時間を使ってここまで読んでいただきありがとうございました!