宅建合格、おめでとうございます!!
この記事をご覧になっているってことは恐らく
宅地建物取引士試験に無事に合格された方が多いと思います。
試験に合格したものの次のステップがわからない方のために
今回は試験に合格してから宅地建物取引士書を交付されるまでの流れについて
ご説明したいと思います。
Contents
宅地建物取引士試験に合格から取引士証の交付までの流れ
合格した方は上記のように合格書証がお手元に届いてると思います。
本当嬉しいですよね!
長い期間、自分との戦いは辛かったと思います。
しかしながらこれからが本番です。
実務に活かすためには試験に合格しただけでは宅地建物取引士として業務はできないため
宅地建物取引士証、つまり免許証が交付されるまで一定の手順を踏まなければなりません。
もちろん宅建業法を勉強する際に宅地建物取引士に関する法律は学びますが、どんな流れで進めていくのかイメージがつかない方のために、
実際に私が先日、大阪府で取引士証交付申し込みをしてきたので詳しい流れをご説明いたします。
◆ 実務経験が2年未満の方
試験合格➡︎登録実務講習➡︎登録実務講習修了証交付➡︎登録 ➡︎宅地建物取引士証交付申請➡︎宅地建物取引士証交付➡︎宅地建物取引士
◆実務経験が2年以上ある方
試験合格➡︎登録➡︎取引士証交付申請➡︎取引士証交付➡︎宅地建物取引士
私は実務経験が2年未満に該当したため登録申請に先立って登録実務講習を修了しました。
それでは一つずつ手順を見てみましょう。
「登録実務講習の申請」どこで受講するの?受講料は? 修了するためにどれぐらい勉強する?
私は実務経験が2年未満だったので、合格書証が届いた後、登録実務講習を申し込みました。
登録実務講習はLECを利用しましたが
理由が単純に自宅と近かったからです。
受講の流れや内容はさほど変わらないので
受講料が一番安いところを選んぶのも良いと思います。
受講料が安いところとしては16500円からの
TAKKYOさんがあります。
LECやTACさんが約20000円〜に比べると安いですよね。
ただアクセスが便利だったり、受講できる日の選択肢が多かったりするので
皆さんのご都合に沿って選んで頂いたらいいでしょう。
受講したい学院が決まったらご希望の受講日を決めます。
受講料の支払いが終わって数日経つと郵便で受講証と教材などが届きます。
教材を利用し、自宅で約1週間〜1ヶ月自習します。
スクーリングで1日〜2日ほど講義を受け、スクーリングの最終日の修了試験に7割以上正解で合格することができます。
またそんなに勉強しないといけないの?
って思うかもしれませんが、スクーリング講師の話をよく聞いて、途中で居眠りしたりしない限りは皆さん合格できます。
講習を受けることによってより実務に活用できる知識が定着しやすいので ぜひ前向きで進めて頂けばと思います!
「登録の申請 」どこで?準備するものは?どれくらいかかる?
登録実務講習を修了したら今度は登録の申請の番です。
登録は任意ですが、宅地建物取引士として働きたい方は
試験合格後1年以内に登録することをおススメします。
登録の申請場所は試験を受けた地域によって異なりますので、
合格書証が届いた際に一緒に送付されていた書類で確認してください。
私は大阪府で試験を受けたので、
港区にある大阪府咲洲庁舎まで申請に行って参りました。 新規登録は郵送では受け付けていないため直接足を運ばないといけません。
登録申請の際必要書類等は
- 登録申請書
- 顔写真(1枚)
- 誓約書
- 身分証明書
- 登記されていないことの証明書
- 住民票抄本
- 合格証書の原本及びコピー
- 実務資格を証する書面
- 従業者証明書(宅地建物取引業に従事している方)
各項目の詳しい内容は以下のURLでご確認できます。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kenshin/shuninnsha/shuninnsha2.html
登録申請は申請した日から最大5週間ほどで
資格登録通知書(ハガキ)が届きます。
そんなにかかるの?って思う方もいるかもしれませんが、気長く待ちましょう。
いよいよ最後の段階!「宅地建物取引士証」交付申請
待ちに待った登録通知書が届いたら後は取引士証を交付してもらうだけ!
各地域にある宅地建物取引士センターにて申請することができます。
ここで注意したい点は試験合格後1年を超えると法定講習の受講が必要となるためなるべく1年以内に交付を申請するようにしましょう。
私は大阪での受験でしたので大阪府宅地建物取引士センターまで書類等を持参していきました。
持参する書類は登録申請の時にもらった書類の中に案内が書いていますが、もしお忘れの方、紛失などされた方のために必要な書類をまとめておきます。
●必要な書類及び手数料
- 宅地建物取引士証交付申請書
- 法定講習免除者カード
- 交付申請書預かり票
- 証明写真(3cm×2.4cm)3枚
- 印鑑 (必要箇所に捺印済みの場合は不要)
- 身分証明書 原本又はコピー(郵送希望はコピー)
- 資格登録通知書(ハガキ) 原本又はコピー(郵送希望はコピー)
- 宅建試験合格証書 原本又はコピー(郵送希望はコピー)
- 返信用封筒(392円分の切手貼付) 郵送希望のみ
- 交付手数料4500円 (現金のみ)
大阪府宅地建物取引士センターは大阪府宅建会館の3階にあります。
宅地建物取引士証は申請受付から1週間〜10日後に受付窓口で受け取ることができます。
郵送希望の方は返信用封筒にて簡易書類で送付されます。
このような交付申請書預かり票をわたされますが、こちらは取引士証が到着するまで大事に保管しておきましょう。
「宅地建物取引士」試験合格後の流れ まとめ
宅建試験勉強から長い手続きを終えた方々、本当にお疲れ様でした!
宅地建物取引士になるためにこれまで勉強するために購入された教材料、受験料、登録料、交付手数料など経費がかかりましたね。
これらはこれから宅地建物取引士として活躍するための自己投資のようなものです。
これからは不動産取引のプロとしてかかった経費を挽回する番です!
時間、お金を使ってきた分、実務を通じてさまざまな知識や経験を積み上げて行きましょう。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
その他お役立つ記事でまたお会いできれば幸いです。